★体調不良申告者の見落としについて(2020年11月追加)
読売旅行が10月中旬に実施した北海道ツアーの参加者と乗務員41人のうち12人が新型コロナウィルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生しました。当該事象は、参加者1人が体調不良を書面で申告していたのを添乗員が見落としていたとのことです。※私たちJENCでも検温や健康チェックシート等の体調申告書面の回収が必要な現場もありますが、必ず1枚1枚に目を通し、体調申告書面で訴えのある人にはより丁寧な対応をお願いします。
セッティングについて
垂れ幕(横)・のぼり(縦)は、机や壁等に貼っていただくか、現場の雰囲気・机の大きさ等に合わせ使用しても、使用しなくても構いませんので現場担当者に相談して決めてください。垂れ幕(横)・のぼり(縦)を使用しない場合でも「椅子カバー」を実際に座る椅子以外をお借りして被せ、背面が見えるように置くと検温していることを周知させやすい傾向です。机の上のセッティングについては、救護セットの中からご自身の使い勝手の良い配置で自由にセッティングしてください。(「収納ケース」も活用すると便利です)※看護師が待機していることをしっかり周知できるように工夫してください。
■検温がある場合の、机上イメージ
非接触型体温計、体温計(腋窩)、パルスオキシメーター、アルコール綿、洗浄綿、手指消毒剤、滅菌ガーゼ
■会場への出入口が複数ある場合、食事をとる場所等が別の場合の留意点
会場の出入り口が複数ある場合が多くあります。会場や依頼主が出入口に手指消毒を設置したり、注意喚起の掲示をしている場合もありますが実情は都度の手指消毒が徹底されていない場合があります。若干通行の妨げになるなる程度で人の導線上に位置を変更したり、さらにJENCの掲示物(赤色で目立つ)を貼ることで消毒の頻度が大きく変わる場合があります。※「看護師連絡ファイル」内に複数の掲示物が入っていますので工夫して消毒等の使用を推奨してください。
■AEDの位置確認
会場に到着しましたらAEDの位置を確認してください。依頼主や会場スタッフ等に質問するか、建物以外で近い場所、無いなら無いと認識するために確認してください。事前に確認することでスタッフへの指示(AEDを持ってくるように具体的に人を指名して指示)もスムーズに行えます。